
「わからないままの民藝」
色々なところで目にする機会があり、気になっていたものをようやく手に取りました。
飛騨高山で民藝の器店をしている著書 朝倉圭一さんによる、民藝を読み解く本
なのですが、最も興味深かったのが、ご自身のお店「やわい屋」を開くまでのエピソード。
幼少期のことから、大人になり色々なお仕事をされながら、なりわいとする仕事について考え、次第に民藝との関わりを深めていく様子やお店の場所の決め方、移築する古民家との出会いなどなど・・。冷静な思考と継続は力なりの行動力は、大変読み応えがありました。
民藝館や民藝を守る会は、報酬を顧みない、また世襲をしない活動として今日まで続いているという点にも、昨日訪れたキリスト教会の活動とも重なるものがあり、驚きました。
「祈ること」と民藝を守る活動との重なり。
飛騨高山はじっくりと訪れたい場所がたくさんあり、家族で訪れる機会を考えている。
訪れたい場所のなかに著書朝倉さんの「やわい屋」も加わった。
そろそろ計画に移したい。
昨日の駿府教会見学の後、静岡のおきまりコース、HiBARI BOOKS & coffee にて手に取った柚木沙弥郎展フライヤー。
8/16(土)から2カ月開催されるとのことです。我が家には柚木沙弥郎さんのうちわがあります。こちらは柚木さんと同じく芹沢銈介さんに師事した染色家 山内武志さんのお店、アトリエぬいやにて求めたもの。展示もさることながら期間中のショップも楽しみ、是非訪れたいものです。