住宅医スクール

住宅医スクールの受講をしています。

先週申し込み、5月の4回目の講座までに、既に終了しているオンライン講座3回分を視聴すべく、先週末1講座目を視聴完了しました。

 

 

人が病気になるように住まいも病気になることがあります。シロアリ被害、木材の腐食、釘などの金物類の腐食、結露によるカビなどなど・・

 

工事を進める中で、施工会社さんと打合せを行い、壁や屋根の中に水が入ることを前提で逃げ道を作っておくなど、修繕の観点から逆算し、より長持ちするおさまりに変えて行くこともあります。

 

人においても、事前に傾向を知り予防することで、病気にかかりにくくなり、いざ病に伏しても比較的軽度で済むといったように、住まいの専門家であれば、住まいの病気を未然に防いだり進行を緩めるための知識を深めることは自分もお客様にとってもメリットが多く、また古い建物の改修・増築においても役に立つと考えています。

     

それにしても設計実務に従事する方のお話は生き生きとしていてとても楽しい。

 

「木造を愉しむ」は、今後の私のテーマになりそうで、これまで以上に良い建築を見ていきたいですし、今年はなんだか障子や瓦屋根といった昔ながらの住まいについて思いを巡らせる年になりそうです。

 

ただそんな気がするだけですが、日本の良いものを現代にフィットするかたちで、きちんと残していきたいものですね。