内藤廣さんの建築はなぜか見に行ってしまう
また知らずに見ても内藤さんとわかってしまう(高知駅がそうでした)
海の博物館、ギャラリーTOM、島根県芸術文化センターグラントワ、とらやは赤坂店・京都の茶寮・御殿場の工房
最近では奈良の中川政七商店さんの複合施設や京都の鳩居堂などなど・・
ということで8月も終盤にかかる頃に万博の予習など所要も兼ね内藤さんの展示2つと建築(紀尾井清堂)内覧に出かけました。
建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチin 紀尾井清堂
会期終盤なこともあり平日ながら混雑。外壁側にめぐる青焼き図面がとても美しく、ずっと眺めていました。
建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘in渋谷
仕事量に圧倒される。
益田市(過疎地)と渋谷(過密地)という対照的な場所で開催する意味について一番最初に言及されていて、言うべき人が言うべきことを言う、大人の世界ではともすると問われることもなく物事が進んでいくことも多いですがそれをしている点や、コンペに19連敗した話やご自身が物事を考えるのに時間がかかるタイプであるなど
業績を重ねながらも距離を感じさせない語り口は観るものをさらに展示へと引き込む力を持っているよう。
今、自分の置かれている状況や人とのかかわりを大切にしよう、しなければと改めて思った。
内藤さんとは別に今回、青山のカリモクコモンズ ショールーム も訪れた。デザイナーさんの宿泊スペースが、薄暗くて落ち着いていて、とてもよかった。撮影のできない場所だったのでラフスケッチを描いた。


